薪ストーブ|WOOD STOVE

燃料の薪さえあれば電気いらず。
暖房と一緒にお料理もできます。

燃料は薪のみ。ペレットストーブとは違い電気を必要としないエコな暖房機です。形やデザインも様々で、インテリアとしても憧れの一品と言えます。薪ストーブは自然派・アウトドア志向の人たちの間で静かなブームが続いていましたが、大震災以降は万が一のライフラインとしても、大きな注目を集めるようになりました。

薪ストーブの長所はまだあります。炎によるリラクゼーション効果とストーブクッキング。パチパチと薪がはぜる音とゆらぐ炎は、見ているだけで心が落ち着きます。外で焚き火をしなくても、生活の一部に炎の癒し効果を取り入れられます。

また薪ストーブのなかには天板や炉内を調理に利用できる機種もあります。鍋やダッチオーブンなどを使った料理も、光熱費を気にすることなく楽しめます。遠赤外線の熱でコトコト煮込んだ鍋料理は、ストーブクッキングならではの味わいです。

薪ストーブは電気ストーブや石油ストーブと違って、遠赤外線の輻射熱で体を芯から温めてくれます。さらに温かさが広範囲に広がるため、各部屋で暖房機器を使う必要がありません。冬場は洗濯物が乾きにくくなりますが、薪ストーブの温熱効果で室内干しでもカラッとすぐに乾きます。

電気もガスも必要としないため、停電などになってしまったときも、薪ストーブは変わらず使用することができます。また、石油やガスなどの化石燃料はCO2を排出して地球温暖化を助長します。一方薪ストーブのCO2は木が成長する際に吸収するため、環境に負担をかけないクリーンエネルギーなのです。

薪ストーブは本体の表面温度が200~250℃まで上がります。直火でいうと弱火~とろ火くらいの火力なので、天板部分は煮込み料理に最適。鍋やヤカン等を置いておくと、じっくりと遠赤外線効果で素材の芯まで火が通り、より味が染み込みやすく柔らかくなると言われています。

暮らしに豊かさと彩りを添える
薪ストーブのあるダイニング。

薪ストーブの大きな魅力の一つは、家の中を暖めながら料理もできること。ピザならまるで石窯で焼くようにカリッと芳ばしくなるし、長時間ことこと煮込むのも得意で、お肉もとろけるように柔らかく仕上がります。

料理が出来上がっていく様子を、家族や友人たちと一緒に楽しめるます。いい香りが漂ってくると、リビングでの会話も弾みます。火加減など基本をちゃんと押さえておけば、どなたでも料理上手になれるはず。ストーブクッキングで、薪ストーブ生活がより楽しくなることでしょう。

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